本日はエンジンオーバーホールでご入庫頂いておりますカプチーノのエンジンを降ろしました。
明日以降補器類の分解やエンジン本体の分解・洗浄・加工・リペア等進めてまいります。
また、リヤブレーキキャリパーオーバーホール作業を行いました。
こちらのキャリパー本体にはトグルシャフトを支えているニードルベアリングに破損が御座いました。
カプチーノのリヤキャリパーではメジャーな症状で、サイドブレーキの戻り不良や動きの渋さが原因での内部でのカジリ等が原因です。
この場合ベアリング単体での交換が出来ませんので中古良品のストックボディと交換させて頂きます。
戻り不良には当店オリジナルパーツの【サイドブレーキ強化リターンスプリング】を使用することでトラブルを未然に防ぐことができます。
とはいえカプチーノも新車より20年あまりが経過しますので、車両取付状態で目立つ不良が見られないキャリパーでも分解してみると部品の不良が見つかることも御座います。
メンテナンス歴が不明なコンディションであれば、良好なコンディションを保つためにもオーバーホールしてしまうことが健全です。
こちらのキャリパー本体はスライドピンガイドに酷い傷が御座いました。
スライドピンの作動不良ではブレーキの作動にも問題が出てきます、制動力に影響するほか、ブレーキパッドやローターの編摩耗を起こしてしまうケースも御座います。
主な原因としてはスライドピンの固着です、このキャリパーの場合スライドピンに酷い腐食があり、アルミボディのガイドを削って痛めておりました。
スライドピンのブーツ破れ等の不良による水の侵入や、グリス切れによって作動不良を起こしてしまいます。
ブーツやグリス潤滑に問題が無くとも、パッド＆ローターの減りによるスライドピンの位置関係や、内部で保持しているOリングにヘタリが出てくることでガイドとの当たりに無理が出てしまい強い力で擦れ合い摩耗が進んでしまう事が御座います。
当店では24カ月点検では必ず再グリスアップ、ブーツ不良の点検等をさせて頂いております。
オーバーホール時にはゴム関係の消耗品の交換は勿論のこと、内部部品に破損等があった場合には新品又は中古部品に交換（一部廃盤）、ステーやボルト類もリペア品に交換します。
アルミボディは洗浄後ブラストにより表面を整え、鋳物部分はブラスト後塗装にてリペアしています。
オーバーホールによる機能の回復のみではなく、外観のクオリティにも拘って作業させて頂いております。
その他車検ご依頼のカプチーノのご入庫等も頂きました、ご入庫頂きまして誠にありがとうございます。
それでは本日も有難うございました、明日もよろしくお願いいたします。
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只今新年セールといたしまして1月13日までの期間限定にて通販の送料無料キャンペーンを行っております、この機会に是非とも通販サービスをご利用ください！
2020年1月12日（日曜日）オートランド作手ALTにてカプチーノ走行会を開催いたします。
ご興味のある方は走行会ご案内ページのご観覧をお願いいたします。
今回もグリップ・ドリフトの走行枠のご用意が御座います、通常の走行以外にも体験走行枠等もご用意しておりますのでご興味のある方は上記ページをご覧ください。
走行枠等は参加台数により調整させて頂きます、追ってご案内ページ内に追記してまいります。
参加者様、見学者様ともに楽しんで頂ける内容となるように準備を行っております、皆様是非ともご参加、ご来場をお願いいたします。
ヴァケラッタでは日々皆様のカプチーノの為に技術＆ノウハウ蓄積の努めております。
カプチーノに関することならどんなことでもお気軽にお問合せ下さい。
ご新規様のご来店、作業依頼も大歓迎です。
車検・整備・チューニング・カスタム等お考えのオーナー様、カプチーノのことなら是非ともヴァケラッタに御用命ください。
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