ジムニーミッションスワップメニューについての進捗報告ブログです。

前回のブログでジムニーシエラのギヤを使用して、ギヤ比をよりカプチーノのキャラクターに合わせる内容をお知らせしました。

 

その後の動きとしては【強度テスト】【公認】の2点を進めております。

 

まずは強度についてですが、そもそも同ミッションを使用しているスズキの軽四でカプチーノの純正ミッションのようなギヤ歯が激しくブローしてしまう事例はメジャーではないようです。

実際にヴァケラッタのカプチーノ二台で二つのミッションを同時にテスト使用を進めておりますが、走行負荷にたいするコンディションの悪化は今のところ感じられません。

先日美浜サーキットにて純正ミッションのブロー実績の多数あるラップタイム(48~45秒程度)での走行負荷をかけて一日で166LAPの走行テストを行いましたが、ブローする気配は有りません。

更にこれまた純正ミッションではブローのきっかけとなりやすいダンパースプリングの無いタイプの強化クラッチを使用して、積極的に駆動負荷を強めて走行させています。

今後も壊れるまで強度のテストは続けていきますが、雰囲気としては同時代の軽FF車にようやくパワー耐性の面で並んだかなという状況です。

ヴァケラッタカプチーノは現状でエンジンもかなり安全な運転を行っていますので、今後はパワーチューンも含めて高性能化を進めていきます。

 

続いてはミッションを変更しての公認についてですが、ミッションスワップの為にボディの一部を加工しています。

この加工内容がフレームの強度に関わる内容ですので、加工によるボディ強度の変化が問題のないことを示さなくてはいけません。

現在ヴァケラッタ所有の11Rにて使用してボディの歪試験を行い、問題の無い結果が出ており、公認に向けての最終段階まで進んでおります。

公認に関する内容が煮詰まれば、いよいよミッションスワップメニューをご案内させて頂きます。

 

また、ギヤ比についても幸いなことにカプチーノはファイナルギヤの選択肢が多いので、用途に合わせたギヤの選択が可能です。

ギヤ比についてのデータ蓄積の為、走行の度に狙いを変えたギヤ比セッティングで走行させており、ミッションスワップが走りに特化した単なる強度アップのみでなくカプチーノにとってメリットの多いメニューとなると手応えを感じています。

参考に先日美浜サーキット走行時の車載動画を載せておきます、今回は5.8ファイナルと組み合わせて積極的にタイムを狙えるギヤ比で走行させてきました。

8月のCOM5ではミッションスワップの内容も実車を交えてお披露目予定です、興味のある方は是非ALTにお越し下さい。

 

8月14日オートランド作手にてカプチーノオンリーミーティング5(走行会)を開催します、内容は専用ページにて掲載しております。

現在エントリー台数にかなり余裕があります、興味のある方は是非ともエントリーお願いいたします。

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