ここのところ夜にブログ更新の気力捻出が難しいので早朝ブログに切り替えてみます。

 

今週は車検等のご入庫作業を進めながら、タイムアタックの強化期間とさせていただいております。

 

ヴァケラッタではチューニングの第一歩は走行性能の向上がチューニングの本題と考えサーキットでの活動を行っておりますが、通常使いを犠牲にするつもりなどありません。

これまでは内装も快適装備も無く変な形の全然魅力的ではないVA-11R TAを使用しての活動がメインだった為、ヴァケラッタはサーキットのタイムしか考えてないように捉えられていたかと思います。

よくお客様から「サーキットは走らないんですけど…」とか「タイムは狙ってないんですけど…」と言われることがあります、一般のユーザー様の趣味車としての楽しみ方にサーキットを走るやトップタイムを狙うなんて含まれないことは当然でしょう。

とはいえサーキットを走らずとも、タイムは狙っていなくとも、車がきちんと調律されている気持ちよさは趣味車を楽しむ重要な要素です。

ヴァケラッタは皆様に趣味欲を満たしてくれるカプチーノをご提案する為のノウハウ蓄積のためと、自身の技術の証明の為に走っておりますことをご理解頂きたいです。

そのノウハウは皆様の【こんなことがしたい】という理想のイメージに必ず役立たせて頂きます。

開店後たかだか3年程度のショップとしてはチューニングのお仕事が頂けないのは当然かもしれませんが、ヴァケラッタの作るカプチーノはトータルで非常にマニアックな最先端の仕上がりと自負しております。

今後はヴァケラッタプロデュースのカプチーノをNEOカプチーノと呼ぶこととして、皆様に魅力を感じて頂けるまで根気強く活動を行っていきます。

その一環としてVA-11R STをストリートデモカーとして強くアピールしていこうと思います。

この車両はヴァケラッタオープン直後に買取させて頂いた車両で、初めのころにはとあるお客様に「この車はデモカーとして頑張ってないですねw」と言われてしまった車両ですw

当時は悔しくて悔しくて頭がおかしくなりそうでしたが、実際の車両は言葉通りの【形】をしていたので、以後3年に渡って【純・ヴァケラッタチューン】を目指して磨き上げてきました。

まだまだ納得の仕上がりではないものの、サーキット以外でご試乗頂いた皆様からは好評を頂いております。

ストリートに死角なく【速さ・乗り味・快適性】全てにおいてトータルチューニングを行っております。

街乗りでもご試乗頂くとNEOカプチーノと呼ぶ理由を体感して頂けるはずですので、興味のある方はご試乗のみの目的でも是非ともご来店下さい。

 

調子が出てきたので11R-STの最近の仕様変更を少しご紹介させて頂きます。

これは少し前の立ち絵です、実験的なサスペンションセッティングだったため車高が高いです。

これが今の立ち姿です、積極的にタイムを狙えるサスペンションセッティングに変更して車高も下がっています。

この仕様でALTのベストタイムは29.702まで出ております。

アピールポイントとしては街乗りでもサーキットでもサスペンションダンパーの減衰力は最弱、乗り心地も悪くなくタイムも狙える減衰力に頼らない純正の延長上にある全く新しいセットアップです。

走りからのアプローチで、見た目を下げただけではない新車で車高の低い最新車に対抗できる性能を兼ね備えたルックスを得ています。

続いてはエンジン制御です、完全カプラーオンのフルコンシステムを構築しています。

制御は純正準拠ですが、車体側ハーネスを完全無加工の上最大限利用してスマートにインストールしました。

これはCLRのスタイルのリスペクトで非常にスタイリッシュな最新化となりました、自分に無いセンスを持った方が近くにいることは大変有難いことです。

デバイス変化以上に大きな変化として、スズキスポーツのF100キット用ECUから脱却できたことで、【ヴァケラッタチューンだ!】と胸を張れるようになったことです。

カプチーノでは定番であり最も信頼性のあるパワーアップ手段ですが、ヴァケラッタチューンでは無いことが納得できませんでした。

実際にはシェイクダウンのALTでスズキスポーツ(29.702)に対してヴァケラッタデータ(30.171)にタイムを落としましたw

生かすも殺すもチューニング次第。

シェイクダウンは残念な結果ですが大きな気付きもありました、悔しいですが今後の上げ幅があることを楽しみに、普段使いも含めてひとまずはスズキスポーツ超えを目指します。

普段使いでのスタイリングやフィーリングも良く、走っても良しを目指すヴァケラッタが贈るNEOカプチーノを是非ともご注目下さい。

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