荒井です。

本日の内容もカプチーノとは関係ありません、開業までの期間も準備等の内容を書いてブログ投稿の習慣を身につけようと思っています。

本日のネタは住居引越しのルームエアコンの移設作業です。

 

取り外しにあたって昨夜ポンプダウンを済ませておいたので、エアコンの室外機と室内機を分離して取り外します。

新居に持ち運び、室内機のベースプレートを取り付け室内機を固定します。

 

 

次に室外機を設置し、低圧高圧配管と電源を接続します。

今回は引越前後の部屋で室内機と室外機の設置位置関係が殆ど同じだった為、配管と電源線はそのまま使いました。

 

室外機との接続が完了したらガスを通すため真空引きを行います、10~15分ほど真空引きした後、真空ポンプを止めしばらく放置して負圧が保持されるかチェックします、今回は水分が残らないよう念のため30分ほど真空引きをしました。

その後ガス漏れチェックをして室外機からガス管内にガスを開放し試運転、無事冷えましたので移設完了です。

 

 

ルームエアコンの移設はポンプダウンという作業で冷媒ガスを室外機側に送り、保持した状態で行います。

厳密には配管内と室内機に少しのガスが残ってしまい、移設時にパージされてしまいますのであまり多くの回数移設するとガスの補充が必要になります、今回のエアコンは二度目の移設でガス圧OKでしたので補充無しです。

 

自動車のエアコンでは冷媒ガス回路を切り離す際にはガスを全て抜かないといけないので再充填が必要で、充填時には真空引きしてガスを充填します。

 

ルームエアコンに関しては配管内と室内機内のエアが混入するだけで、真空引きをしなくても一応エアコンとして機能してしまいます。

信じられないのですが、エアコン工事の繁忙期には新品のエアコン設置工事時でさえ真空引きを省略されることがごく稀にあるらしいです

真空引きをしないと冷媒ガスにエアが混入し、効きが悪くなるだけでなく水分が混入するとガス管内部で凍結して故障の原因にもなります。

 

自動車用エアコンでも雨の日などは十分に真空引きしないと湿気が残ってしまうので、時間を多く取るか湿度の低い日を狙って作業するのがベターです。

 

暑い日が続いていますので、皆さま熱中症等には十分お気を付けください。

明日も引き続き引越等準備を進めていきます、最速開業目指して頑張ります!

それでは。

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