2月のAttack筑波以降、来シーズンを見据えてジムニーミッションを使用したカプチーノ駆動系の強化メニューを練ってきましたが、遂に当初見定めた内容まで形にすることが出来ました。
ジムニーミッション流用は出力アップに耐えるようにという走りを主目的で開始しましたが、実使用を進めるうちに全てのカプチーノにオススメできる内容であると確信がもてるようになりました。
ストリートでの使用の為、公認メニューも確立目前ですが、こちらはもう少し時間がかかるため、本日は走りに方向の最新情報をお伝えさせて頂きます。
JB23Wミッションは、ヴァケラッタアタックカーとヴァケラッタ100馬力カプチーノ(ディレチャレ号)でミニサーキットを中心に走行テスト(主にギヤ比)をおこなっておりました。
ファイナルギヤを変更してのテスト内容は過去ブログでもご紹介しておりましたが、今回はミッションのギヤ比をクロス化させましたのでご紹介です。
ベースはJB23Wミッションですが、ギヤ比のクロス化の為ジムニーシエラのギヤを流用しております。
JB23Wのギヤ比と比べて、1~4速がハイギヤード化となります。
JB23ギヤでも強度は上がるのですが、3つ以上のギヤを使用したい場合にはギヤ比が非常に悩ましいところがありました。
シエラギヤ+5.125純正ファイナルで美浜を走行しましたが、ミニサーキットではギヤがクロスしているおかげで車両のパワーの有無によりギヤを選びやすくなりそうな手応えがありました。
実際の走行では同一のギヤで3速・4速での走行と2~4速の走行の比較です。
動画の通り最後クラッチが滑ってしまいましたが、ギヤの繋がりはシエラギヤの方がよさそうです。
こちらは4月にJB23Wギヤ+5.125純正ファイナルで走行させた時の動画です。
時期が違い、タイムに1秒以上の差があるので明確ではないですが、ギヤの開きがあるので3・4速での走行一択?という感じでした。
これはこれで【美浜のコース内に限って】は悪くないギヤですが、各サーキットや道中自走等をこなすには扱いにくいギヤかもしれません。
使用用途が限られ、ギヤ強度のみに焦点を当てたスワップであればJB23Wギヤでもいいかもしれませんが、扱いやすさで考えるとシエラのギヤが良さそうです。
余談ですが、双方のギヤ比に近いものを探せばJB23Wはケータハム160と全く同じギヤ比で、シエラギヤはNCロードスターの6速MTの2~5速が近似値です。
どちらもファイナルはカプチーノよりハイギヤですが、カプチーノもファイナルギヤは多すぎるほど豊富に選択できます。
選択肢が多くて悩ましいですが、カプチーノに新品ミッションを搭載でき、自分専用の特別仕様にすることが出来るのは非常に楽しいですね。
今後ヴァケラッタの活動としては来シーズンに向けてエンジン出力アップも行い、走り込みたいと思います。
それではカプチーノの未来にご期待下さい。
8月14日オートランド作手にてカプチーノオンリーミーティング5(走行会)を開催します、内容は専用ページにて掲載しております。
6月中のエントリーでお値引きも御座いますので、是非ともエントリーをお願いいたします。