VA-21R STダイレクトイグニッション始動間近 ファン回転数制御がかなり良い

ハルテックにての制御を画策しているVA-21R STの進捗です。

11Rのフルコン制御は多数経験がありますが、21Rのフルコン制御はヴァケラッタでは初の試みです。

そのうちにフルコン化なんて甘い考えで棚上げ状態が続いていましたので、ここ最近のフルコン熱に乗じて一気に始動までもっていくつもりです。

今回21Rでは初のフルコン制御ですが、11Rでの経験を踏まえて、端からダイレクトイグニッションにて製作しています。

昨日のうちに仕立てておいたハーネス等必要部品類です。

21RではECUがエアコンコントロールも行っているため、信号入出力CHに余裕のあるハルテックエリート1500を使用します。

11Rと比較して純正制御のエンジンハーネスが必要十分な信号のやり取りを行っているため、カム角センサーの交換とダイレクトコイル・コイル用ハーネスの追加のみというシンプルな内容です。

早朝より意気揚々と車体側作業を進めましたが、なかなかうまくいかない事が重なり本日中のエンジン始動には至りませんでした。

新しいことを進めるにあたってのつまずき、解決した時の達成感を味わいながら進めていきます。

 

また、先行してダイレクトイグニッション化を果たしているVA-11R STについて、先日ブログでもご紹介させて頂きましたラジエタファンの回転数バリアブル制御が思いの他実用良好です。

試運転では市街地やワインディング路で水温80~85度内で安定しています。

長い下り坂でのエンジンブレーキ多用という状況下では水温が77度程度まで下がることもありましたが、これは冷却システムのバランスの問題ですし、ごく一般的なシチュエーションでは抜群の安定感です。

水温の安定に気をよくしたらオイル冷却も試したくなるのは必然で、エリート750の入力信号の見直しと余っていた社外温度センサー活用してエンジンオイル温度を取得し、空冷オイルクーラーに押し込み式の電動ファンを取付ました。

もちろんこちらも回転数のバリアブル制御を行い、どのような結果になるか楽しみです。

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