12月18日に筑波サーキットを走行してきました。
11月のシェイクダウン・筑波走行のデータを元に各種セッティング変更等の準備活動内容をご紹介します。
主なトピックはECUセッティング変更、空力パーツの追加、足回りの変更、タイヤ整備、人間の調整です。
まずはECUのセッティングですが、11月の走行ではエンジンの圧縮比等の仕様変更の様子見でのデータでした。
というのも、VA-11R TAはサーキット専用車で、コース上走行でセッティングをするしかないからです。
有難いことにフルコンには自動補正機能等があるので、少々乱暴な方法ですがそれらを駆使して走行させていました。
その11月のデータログを分析して、エンジンに合わせたデータを作成して書き換えました。
続いて空力パーツです。
以前のブログでご紹介したボンネットダクトへのガーニーフラップ追加とリヤスポイラーの追加です。
次にご紹介する足回りの変更と合わせて、ウィング角度等も変更しました。
続いてはサスペンションのセット変更、修理です。
以前のブログで宣言の通り、フロント60kリヤ30kのバネレートに変更しました。
フロントスプリングはいつも使用しているクラフトスプリング製の特注品の納期が間に合わなかった為、暫定で326パワー製チャラバネを使用しました。
リヤタイヤ195/50-15サイズのリフトアップ時でフェンダーアーチに被っています。
1G状態では完全に被っています(笑)
フロントも1Gではフェンダーに被るほどの低車高となりましたが、前後共ホイールで35㎜はバネでストロークする領域を与えています。
空力デバイスの効果をより引き出すことと、ナロートレッドには強大すぎる195幅のA050GSタイヤのグリップを支配下に置いて筑波2000でタイムを狙いやすいセットとすることが狙いです。
あわよくば、フロントのアンダーパネルを擦って火花を散らしたいです(笑)
11月の筑波走行時にリヤスタビライザーブラケットが破損してしまいましたので修理しました。
使用中のダンパーはオリジナルパーツのアルミスペック車高調ですが、スタビライザーを強力に作用させるようなセッティングでは破損してしまいました。
板圧を2倍にして補修しました。
最後にタイヤの整備です。
前回のAttack筑波2022で新品タイヤをそのまま使用して、2本目でベストタイムが出るという微妙な結果でした。
トップチームはA050をスリップサイン寸前まで削って使用されていたので、2023はあわよくば新品削りのタイヤを使用したいと、タイヤ削り修行をしています。
随分以前に購入してお蔵入り状態だった電動カンナとタイヤチェンジャーを使用して削っています。
現状だとターンテーブル側角の角度が削れないので、要改良です。
試行錯誤の結果、練習でうまく削れたハイフライ左とA052右の中古タイヤです。
いざ本命タイヤで失敗しました。
溝部分の送りと迎えでタイヤが撓むので、テーブルの回転数を下げてみたら失敗しました。
アームに固定した電動カンナの刃の保持剛性も足りなかったと思います。
2月までにはモノにして新品を削って持ち込みたいものです。
車だけでなく、人間の調整も行っています。
南米のブラックフライデーで導入したゲームで、毎日カプチーノで筑波をひたすら走っています。
ノルマは週250周です(笑)
後は軽量化も行っています。
ストレスゲージのようなものですが、エンジン不動のまま乱れきっていた9月~10月を境に、生活や環境の見直しを行い、順調に軽量化されています。
メンタルが整ってきたことで10月以降の晩酌もピタッと止まり、数値的にも良い感じです。
全てはAttack筑波2023の為に、最高に楽しいカプチーノ活動を満喫させて頂いております。
12月の筑波テスト走行編は明日アップします。
NO CAPPUCCINO , NO LIFE
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