2023年1月も終わろうとしていますが、本年もヴァケラッタをよろしくお願い致します。
2023年1発目のブログは1月22日の筑波サーキット走行レポートです。
年末年始とVA-11R TAの仕様変更に精を出し、走行へ挑みました。
未紹介の変更点としては、フロントサスペンションのスプリング変更60K→60K、セット長や部材変更です。
スプリングに関しては12月の走行に間に合わせで使用しておりました326パワー製チャラバネからいつも使用しているクラフトスプリングへの特注品への変更です、レート変更なし、見た目といつもの安心感というやつです(笑)
先月のレートアップの際に寸法と車高の兼ね合いの為スプリングを遊ばせていたセット長を、部材の変更によって全長を短縮して適正セット長に組み直しました。
もう一つ大きな変更点としてはフロア下の空力の見直しです。
ハイレートスプリングによるコーナリングGが掛かった際の姿勢制御がおおよそ狙い通りのものとなってきたため、満を持して完全フラットボトム&低床化です。
低車高も相まって見た目の雰囲気はかなりAttack車両ぽくなってきました。
195/50-15サイズでこの低車高スタイルは走り以上に拘りかもしれません(笑)
ベストラップ走行動画です。
タイムは1’03.655、Sec1 26.227 Sec2 26.430 Sec3 10.998 計測速度157.756km/hでした。
昨年のAttack筑波でスペシャルドライバーが記録した車両ベスト1’03.486には届きませんでした。
車両ベストのセクタータイムはSec1 26.177 Sec2 26.159 Sec3 11.150 計測速度159.905km/hです。
タイム比較では車両ベストに届きませんでしたが、Sec3タイムはタイムアップしたことは今シーズンの最終コーナーへの狙い通りの方向へ進歩してます。
計測ポイントでの速度は今回の方が落ちているのですが、GPSログ上の最高速は伸びており、より奥までアクセルオフを遅らせることが出来る車になっていることがわかります。
最終コーナー進入時のブレーキング前荷重姿勢で横Gが低い領域では舵が利くのですが、旋回姿勢で横Gが立ち上がりパーシャルスロットルで前後荷重バランスが変わったところからアンダーステアが強く顔を出し、ボトムスピードの維持が出来ませんでした。
車高は見た目重視で全下げ、リヤを上げることはしたくないので、フロントのダウンフォースを増して対処してみようと思います。
次の走行はAttack筑波2023本番となります、チューニングカーのSタイヤラップタイムが49秒台へと歴史が動いた2023シーズン、何が何でも今シーズン中に車両ベストを自身のドライブで達成したいので、作戦を練っています。
ヴァケラッタの活動の中でVA-11R TAの活動が一番荒井の私欲が入り混じる不毛な活動かもしれないと、うしろめたさも有るのですが、感情の生き物である以上この挑戦だけは諦めることが出来ないです。
理由を考え始めるとすべてのポテンシャルが停滞するので、少なくとも動き初めている今シーズンは、この贅沢な活動を楽しませて頂きます。
大幅なタイムアップや派手な展開は望めないと思いますが全力でカプチーノを走らせますので、少しでも活動を見て楽しんで頂ければ、また応援頂けると幸いです。
NO CAPPUCCINO , NO LIFE
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