Attack筑波に向けてVA-11R TAの細かなセッティング変更を行っています、画像多めで簡単に内容のご紹介をさせて頂きます。
1月のテスト走行で今シーズンより導入したスタビライザー等の恩恵でロール剛性の大幅アップ、ミリ単位のセッティングにバチっと反応してくれる車体になった、アライメントを変更しました。
一番大きな数値の変更は、前後のロール剛性差を吸収させるために過度に寝かせていたリヤキャンバーを起こしました。
これまでは-6度程度でしたが、-4.5度程度へ変更、それにより変わったタイヤ&サスペンション寸法の微調整を行いました。
タイヤが起きたことによりタイヤハウス内寸法に余裕が出来たことでホイールスペーサーを使用してほんの少しトレッドの拡幅を行いました。
これまでのアライメント数値+195/50-15タイヤではタイヤハウス内に寸法的なボトムがありましたが、今回のアライメントではアッパーアームロックがボトムとなりました。
隙間ゲージで寸法を測定しながら、想定するサスペンションストロークでアームロックしない寸法にセットします。
バンプラバーのセッティングも変更、寸法的なストッパーとしての役割だけでなく減衰力的な特性の変化も狙っています、この辺りは数値化出来ておらず、走行フィールと経験から「勘」で構成を決めています。
バネのセッティングに変更は加えていませんが、車高調整等で各寸法に少しの余裕が出来ましたのでスプリングとダンパーの重量物をローダウンしました。
ほんの少し遊びのあったスタビライザーブッシュのプリロードをゼロ調整しました。
筑波サーキットではダンロップコーナーから80Rコーナーにかけてほんの少し効能があるかな?という程度の悪くはならない微調整です。
前回の走行で11秒を切ったsec3ですが、最終コーナーを更に速く抜けて欲しいという願いを込めて、リヤディフューザーの側板を延長しました。
ダウンフォースを受け止める車体、空気を味方につけてどこまで効果があるか?はたまたパワーとセットでなければタイムに繋げることが出来ないか?
ミニサーキット主体の時代から温めてきた細かなメニューを、ほぼほぼ盛り込んでAttack筑波を走ることが出来そうです。
これだけ細かなチューニング要素を与えてくれるカプチーノに感謝しかありません、まだまだチューニングの楽しみは尽きません。
NO CAPPUCCINO , NO LIFE
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