3Dプリンター×スキャナー

パーツ開発

先日3Dプリンターの導入報告をさせて頂きましたが、実は3Dスキャナーも導入しました。

購入はしたものの本格的にスキャン~印刷までを行えていなかったのですが、幸運にも3Dスキャナーの実演を拝見する機会があり興が乗ったことで本日試し印刷まで行うことが出来ましたのでご報告です。

カプチーノで3Dスキャナーといえば多くの方が思いつくのではないでしょうか?脱着時に破損や、固定爪の破損等が原因で走行中に脱落してしまう事例の多い純正サイドミラーのネックカバーパーツをスキャンして印刷してみました。

スキャンは形状と厚みが分かるように3方向からスキャンして合成しました。

手ぶれしまくり、不慣れなスキャン作業でも、それなりの形にデータ化してくれることに感動です。

練習なのでスキャン方法の慣れよりも印刷までの一連の流れを優先して、適当なスキャン~合成、即印刷してみました。

試作用の積層ピッチなので1時間程度で印刷完了できました、このスピード感が試行錯誤の手返しの大きな味方となります。

印刷素材はABSで試しました、驚くほど簡単にコピーパーツが印刷出来てちょっと拍子抜けです。

お試しだったので固定爪の割れているカバーでしたが、小さな爪部分もそこそこ読み取ってくれています。

実車にフィッティングしてみましたが、正しく表面の処理と塗装さえ行えば純正と遜色ない形状ではないでしょうか?

脱着時に気を使う事は変わりありませんが、万が一破損や脱落してしまっても印刷という新しい手段で部品を用意出来ることに安心感があります。

近いうちに状態の良いカバーを用いてスキャン方法ももっと正確にデータ化できるように練習します。

 

既に立派な旧車となってしまったカプチーノですが、ヴァケラッタを支えて頂ける皆様のおかげでこういった活動も行えております、本当に有難うございます。

この先も名車カプチーノと長く付き合っていくために、今後ともヴァケラッタをよろしくお願い致します。

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