本日は先月リヤピラー＆ガラスの建付け調整をさせて頂きましたカプチーノの再入庫がありました。
メンテナンス後異音がするようになってきたとの事で、再点検をさせて頂きました。
点検結果はルーフの固定バックルのネジが緩んでおりました。
建付けが変わったことで緩みが発生したものと思われます、増し締めをさせて頂きました。
ご来店頂きまして誠に有難うございます。
また、今までバックウィンドウ下のウェザストリップとガーニッシュの隙間に車体により個体差があると思っていたのですが、どうも理屈が分かった気がするので記録しておきます。
こちらが本日入庫のカプチーノのガーニッシュ間の隙間です、ガーニッシュとの隙間は空いておりますが、その下のボディパネルとはきちんと密着しており停車状態では水の侵入は少なく正常です。
それで、こちらが当店車両の具合です、こちらはガーニッシュとの隙間も少ないですがボディとの位置関係はほぼ同等です。
ガーニッシュ自体が途中で固定用ステーが接着からリベット併用に変更されているのですが、どうもそのタイミングで形状も微妙に変わっている様子です。
今工場にある車両を全て確認したところ、初期のリベット無しタイプに少し隙間があり、リベットタイプになると殆ど隙間が無いことが分かりました。
カプチーノ界では当然の事で当店が無知だっただけかもしれませんが、新たな発見でした。
見た目にも隙間が無い方がスッキリとして見えます、固定強度が上がったので密着させるように変更されたのでしょうか。
双方のガーニッシュタイプで隙間がこの雰囲気よりも大きい場合は車内に水の侵入が多い可能性があります。
他には昨日車検整備を完了致しましたカプチーノの納車もさせて頂きました。
車検整備の御用命を頂きまして誠に有難うございました。
更に、合間の時間で、表題のステアリングユニット試作部品のテスト組込みを行いました。
試作したのはケース内でラックの助手席側を支えているダンパーブッシュで、純正品は外側がゴムブッシュになっていて動く為、リジットに支えようというものです。
二種類のタイプを試作しみましたので、二つのステアリングユニットを組立てました。
早速片方のユニットをテスト車両に取付まで行い、サラッと試運転をしてみましたが、セルフステア等も特に違和感は御座いませんでした。
あとは耐久性と限界走行時の効果のチェック、問題点の洗い出しを行います。
気軽に交換できる部品ではありませんが、テストで問題なければ商品化も視野に入れております。
それでは本日も有難うございました、明日も頑張ります。
ヴァケラッタでは日々皆様のカプチーノの為に技術＆ノウハウ蓄積の努めております。
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