今週はハルテック制御にて使用中のユーザー車両とVA-11R STのダイレクト点火(DI)化を同時に進めています。

この二台は純正のデスビ制御準拠のままECUをハルテックに変更した制御方式で運行しておりましたが、ダイレクト点火にての制御方式へ仕様変更です

DIへの変更に必要なフルコン化は既に完了している二台なので、カムセンサー等必要な変更を加えて制御方式を変更していきます。

今回は光学式と磁気式の二種類のセンサーを用いてDI化を行います。

ユーザー車両にはVA-11R TAで採用実績のある上画像右側の光学式のセンサーを使用、VA-11R STでは画像左の磁気式センサーを使用します。

光学式

磁気式

磁気式は光学式と比較して性能差や見た目等色々違いはあるのですが、光学式はVA-11R TAで使用中なので更に実使用での経験値を蓄積するためにVA-11R STでは磁気式に挑戦です。

デスビ仕様で1シーズンの間完全自走でサーキットを走りに走り回って大きなトラブルは有りませんでしたのでステップアップです。

磁気式センサーを使用するVA-11R STではデスビ&DI両対応のECUワンタッチハーネス仕様で、数点のエンジンハーネスを追加・スロットルセンサーの変更で完全カプラーオンにてフルコン化可能です。

カプラーオン仕様なのでスロットルセンサーの交換と追加ハーネスの撤去で簡単に純正ECUへと制御を戻すことも可能です。

フルコン化した後に制御を純正に戻すことはあまり考えにくいですが、車両側への変更を最小とすることで導入のハードルを格段に下げる事が出来るのではないかと思います。

本日二台共に制御変更を完了してエンジン始動しました。

ユーザー車両は合わせてインジェクターの変更等の仕様変更も行っておりますので引き続きセッティング変更を行っていきます。

 

3月のエンジンブローから棚上げが過ぎるので明日の定休日はVA-11R TAのエンジンを降ろします。

ブログで宣言しておけば手を動かす筈作戦ですw

もう5月も終わり、ぼちぼち来シーズンのAttack活動に向けての動きもスタートさせていきます。

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