VA-11R TAシェイクダウン ALT 5Hパック

本日は店頭臨時休業頂き、ALTへVA-11R TAのシェイクダウンに行ってきました。

シェイクダウンといっても、アイドリングしかさせていないエンジンのチェック兼慣らし、ウエストゲートに変更の為のブーストセッティング、ビッグバルブや圧縮比の変更等に合わせたECUマップのセッティング、サスペンションセッティングの変更部材の作動&耐久チェック、ドライビングチェック等盛りだくさんの内容でした。

ブーストが安定しなかったり、

エンジンOH時に未交換であったキャニスターホースの損傷も、万全の準備で臨んだ為、トラブルには全て現地で対処できました。

最後の枠ではALTの中の人に「音がスムーズに回ってないように聞こえる」とご指摘を頂きました。

エンジン排気温度が高かったり、ノックモニターの騒がしさにビビって、付け焼刃で燃料を濃くしたことが原因?

ECUセッティングはまたの機会にしっかりと煮詰めていかないといけません。

エンジンに止めを刺してはいないはずですが、終わっていたらシーズン終了です。

 

エンジンはさておき、サスペンションチューニングはかなり狙い通りの仕上がりでした。

以前のブログでも紹介の通り、スタビライザーやダンパーピボット部のゴムをピロ等に変更し、サスペンション機構のピボット部全てをリジッド化、タイヤ以外のゴムの撓みを排除しました。

サスペンションのバネレートは3月に筑波で試したF36k、R18kに前後共オリジナルパーツのサブスプリングの組み合わせです。

1~4Hをハイフライで5H目をA050GSで走行しました。

ALTの計測器ではハイフライで30.9いくつ、A050GSは29.000でした。

いずれも減衰力の調整を行った程度で、エンジンに気を取られつつ、フィーリングチェックを行いながら久々の愛車を気ままに楽しんでいた中でのタイムなのでシャシ性能のマイルドさが際立ちます。

カプチーノ+Sタイヤで走行するにあたって、これまで悩みの種であった外輪圧の急激な上昇によるインリフトも内輪接地が確保でき、アクセルを入れると安定する素晴らしいフィーリングです。

若干GS特有の傾向はありますが、クーリング無しの猿走りでぐるぐる回っても顔が崩れることはありませんでした。

間髪入れずおかわりすると確実にベスト更新できる手応えがあります。

とはいえALTでこれだけ走れてしまうと、本命の筑波では更なるレートアップが有効かもしれません、今週末に現状で筑波を走行、12月に予定の走行時にはサスセッティングを変更してみようと思っています。

それも想定の範囲内でしたので既にF60kのR30kでセット寸法の内容はシュミレート済みです。

直接は需要に繋がらない内容ですが、カプチーノを理解するには重要な内容だと信じて、この冬は走りの活動を続けさせて頂きます。

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