3/21筑波にてエンジンブローしてしまったVA-11R TAの復旧&アップグレードが完了しました。

丁度1カ月、4/23のケーカーミーティングへの出走をダシにして頑張りました。

 

先日ご紹介させて頂いたメニューの他にも使用変更箇所があります。

まずは大物、電動ウォーターポンプです、純正のウォーターポンプは羽を切除してエンジン出力ロスの低減が目的です。

設置場所はラジエターロアホース、F6Aの構造上、純正ウォーターポンプ位置での置き換えとはいきませんでした。

過去にご紹介したハルテックでのPWM制御にて流量制御を行っています。

流量やポンプ位置等、実働させて様子見案件です。

続いてはK&P製のオイルフィルターです。

通常のオイルエレメントよりフリクションロスの少ないオイルフィルターです。

ラッシュアジャスターの廃止と合わせてエンジン内オイル循環のバランス変化が目的です。

現在の狙いは比較的曖昧で、次回エンジンをばらした際に各部品の具合をみてどういった変化が起こるかを確認、イメージ作りの材料的を増やすでの導入です。

オイルフィルターの変更に伴い微細な金属ゴミを捕まえるために、オイルパンにM18のマグネットドレンボルトを新設、内部にはオイル偏り防止のバッフルを追加工しました。

また、インジェクターを380㏄から550㏄へ、インジェクター特性変化と、次期タービンへの変更を見据えたデータ取りの為です。

ピストンはΦ65.5㎜に大きくなりましたが、タービンは据え置きのモンスタースポーツRHB31FWハイパーです。

これまで31タービンの使い切りを課題としてきた総仕上げとします。

筑波2000よりパワー差が大きくタイムに影響するサーキットだと思いますので、VA-11R TAでは初走行ですが楽しみです。

4/23のセントラルサーキット走行で結果に納得出来ても出来なくても、次の冬には筑波でのタイムアップを狙ってF4タービンにスイッチします。

Attack筑波2023から早くも2カ月が経過、欲を言えば、本命のスペックでエンジンをもう一基用意したいと考えています。

人間も活動もヴァケラッタもブローしないように、筑波1分切を目指して頑張ります。

仕様変更に伴うECUデータの変更はしっかりと行ったつもりですが、実走させないとどうしようもない燃調マップ等はコース内で仕上げることになります、4/23のセントラルサーキットはまともに走れますように。

ご参加の皆様、よろしくお願いいたします。

 

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