VA-21R STで電スロ化を完了している、K6A用の電スロ部材を通販にてご注文頂きました。
HA36アルト用のスロットルボディ&ペダルを使用して、EA21Rに取付に必要な部材を製作させて頂きました。
スロットルの取付用にはアルミ板からアダプタープレートを切り出しです。
アクセルペダルについては鉄板を使用して加工、鍍金にて仕上げました。
ECUへのハーネス配線はユーザー様で行って頂く形で、スロットル、アクセル側のコネクタを結線したハーネスを用意させて頂きました。
後は導入の手引き書を添えて発送させて頂きました、ご依頼有難うございました。
VA-11R TAも昨年のオーバーヒートによるエンジンブローから無事に復旧アップデートを進めています。
組み上がったエンジンは車体に搭載、エリート750→ネクサスR3へのECUのアップデートはエリート750用のプレミアムハーネスをネクサスR3用にコネクタを組み替えて今シーズンのみの暫定仕様で接続、無事アップデートスペックで始動まで完了しています。
エンジンブローの原因は電動ウォーターポンプ化による水流源の位置が変わったことによる水流の変化によるオーバーヒートだったと予測し、FF車と同様のシリンダーヘッド後方よりラジエターアッパーホースへと導く水路に変更。
純正のウォーターポンプはタイミングベルトの事情で内部の羽根をカットしてボディは残していますので、そこに水温センサーを取り付け。
その他にはラジエターへの送り&戻り、純正のサーモ部(タービンへの送り)に合計4つの水温センサーを取り付けて温度の分布を測定して電動ウォーターポンプの使いこなしを狙います。
空ぶかし程度の負荷による水温上昇については、大きく分けてシリンダーブロックとシリンダーヘッドで温度分布が二分し、シリンダーヘッドの前方、後方では大きな温度差はありません。
今後は2/17のAttack筑波までに近場で一度テスト走行を行い、実際の走行状態でのデータを拾ってマップ数値を決定したいと思います。
今シーズンの予定外の内容でしたが、一気にチューニングの深みに嵌っていく感覚が、良くも悪くも、何とも言えない気分です。
ひとまず、2月のAttack筑波に向けて全力で準備しています。
このような活動をさせて頂けるのもヴァケラッタに関わって頂ける皆様のおかげです、本当に有難うございます。
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