2019/6/20

昨日はエアコン修理でご入庫中のカプチーノの修理を行いました。

コンプレッサーのマグネットクラッチが作動不良を起こしておりましたのでリビルト品に交換をさせて頂きました。

交換後エアコンシステム全体の点検を行いました。

エアコンの他は、ステアリングユニットのサイドブーツ交換もさせて頂きました。

こちらの車両は破れはなく、内部の腐食やガタ等も御座いませんでしたのでグリスの充てんとブーツ交換で、コンディションの維持は万全です。

また、同車両のデフマウントの交換もさせて頂きました。

21RのAT車なのですが、プロペラシャフトが前期型に交換されていたりと、駆動系には少なからず疲労蓄積があった車両のようです。

デフマウントもガタガタと音を立てるほどのコンディションではありませんでしたが、切れが発生しておりましたので交換リフレッシュしました。

 

他にはご来店作業でクランクプーリーとリヤサスペンションのダストブーツ交換をさせて頂きました。

こちらの車両は以前オイル漏れ修理でクランクオイルシールの交換をさせて頂きましたが、クランクプーリーにうっすらとオイルシールリップの擦れが御座いましたのでプーリー交換になりました。

これで漏れの再発の心配は御座いません。

リヤダストブーツ交換を行い、アライメント調整をさせて頂きました。

アライメント調整後、試運転・リヤのサイドスリップ測定を行い作業完了です。

 

その他、会計士の訪問日でしたので事務仕事も行いました。

 

終業後、エアコン修理車両の残り作業に着手いたしました。

こちらAT車両ですが最近中古でご購入されたとの事で、ATFの交換歴等コンディションが不明だとの事でATF交換のご依頼も頂いておりました。

試運転を行いましたところシフトショック等も酷くはありませんでしたので、ATFの交換をさせて頂くことになりました。

まずは距離不明のATF交換によるトラブルを防ぐためにオイルパンの清掃を行いました。

画像の通りかなりの量の鉄粉が堆積しており、このまま親油を入れると堆積していた鉄粉が動いてしまいストレーナとの隙間を埋めて油圧の低下が起こってしまいます。

ATFの交換歴等不明の車両でもデバイスにダメージが無ければ、内部清掃でフルード交換は可能です。

オイルパンの他にバルブボディも車上で洗浄を行いました。

また、ATFクーラーへ繋がるホース類もオイル滲みが御座いましたので、交換させて頂きました。

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