ディレチャレ参加車両製作 エンジン搭載完了

夏休み中の車両製作進捗記録、最終版です。

先のブログにてエンジンの組立ては完了しておりました、その後は組付ける全ての部品を徹底的に洗浄を行いました。

アルミパーツは手洗い・洗浄液を利用した超音波洗浄の後、マスキングしてブラストにて表面仕上げです、手間はかかりますが仕上がりのクオリティは万全です。

その他ステー等鉄部品は再鍍金又は塗装にてリペアした部品を使用、電気ハーネス接点のクリーニング等も行い最良のコンディションで組み上げています。

この車両には当店オリジナル商品のリブベルトキット、純正加工の軽量フライホイール等を合わせて組込みしました。

また、サブフレームも再度取り外し、サスペンションアームと合わせて防錆塗装しておきました。

タイヤハウス内も同様に防錆塗装、先日修理したフェンダエプロンパネルとロアパネルの合せ目はシーリング施工しました。

純正の組立て状態ではエンジンルーム側からのシーリングしか行われておりません、新品の鋼板で補修したためタイヤハウス側にもシーリングを行いコンディションを保つことが狙いです。

ベース車両は昨年エンジントラブル前にALTを走行させたことのある車両ですので、当時のデータを元に足回りのセッティングも検討しました。

165サイズのハイグリップタイヤで5月に30.5秒程度のタイムだった為、タイヤサイズ変更も加味してフロントサスペンションのセット変更も行いました。

下のスプリングは当店オリジナルパーツのカプチーノフロント用に設計した高荷重・超ショートストロークのサブスプリングです。

無事にエンジンミッション等の搭載を完了したところです。

エンジンルーム内の各ステー等は再鍍金処理を行ってからの取付しますのでここでいったん車両の組立てはストップしました。

再鍍金処理に出す為のステー類の洗浄・表面旧被膜剥離まで作業を進めて夏休み中の作業は終了しました。

連日の猛暑であまり作業が進みませんでしたが、なんとかスペースを占拠してしまう作業は休み中に完了出来て良かったです。

8月17日からは通常業務に戻りますので、合間の部品や就業時間外に引き続き車両製作を進めて8月中には慣らしまで完了、9月はサーキットにて走行させて車両セットアップを行います。

 

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