12月18日の筑波2000の走行前にハルテックへ制御変更していた11R-STですが、突貫導入であった為にMAPデータの熟成を行っています。
各デバイスの能力を把握するために、点火コイルテスターを導入して点火性能の最適化を行いました。
今後フルコンを導入していく際にも社外コイルやダイレクトコイル等、諸元のわからないパーツも正しく選定・使用が可能になるはずです。
他にも更なるパワーを求めてインタークーラーの大型化も行いました。
11R-TAで使用を使用中の他車種用コアを使用しました、こちらの車両は年明け1月9日のCOM6でALTスーペリアバッジ獲得を狙います。
また、11R-TAの方は2月19日のAttack筑波に向けて、当初の予定からスペックの下方修正を行い仕様変更を進めています。
元々はモンスタースポーツのRHB31FWハイパータービンを更に高回転で出力を取り出す狙いでウエストゲート化を進めていましたが、タービン側の加工やバッテリーの移設等他のセクションの仕様変更も必要になる為、ウエストゲーターにてスイングバルブのままで高回転化を狙う方向へシフトしました。
使用しているRHB31FWハイパータービンのバイパスポートはスイングバルブの径に合わせて拡大化加工を行っておりますので、この仕様でも十分に性能アップは見込めるはずです。
来シーズンにはタービンの大型化かウエストゲート化を行うのでタービン側は無加工でアウトレット側に仕切り板加工を行っています。
軽微な排気漏れは起こるかもしれませんが、軽減させたい排気干渉に対しての恩恵が楽しみです。
更に、スーパーラップ時にタイヤをプレヒートするための準備も行っています。
ひとまずタイヤの暖めテストを行い、システム全体像の構想を練っています。
これも年明け1月9日のCOM6までに形にしてスーパーラップシミュレーションを行う予定です。
Attackドライバーを委ねるやまむら君も今月の筑波2000初走行で1’04.205の好タイムを記録以来めらめらと燃えており、ヴァケラッタ荒井も同じく自身のチューニング能力の証明のために燃えております!
カプチーノでの目の前には10年以上前にテイクオフカプチーノが記録した1’02.3のみ!?で、このまま目標タイム3秒切へ向けて、Attack-K枠でも好結果を記録できるよう頑張ります!!
そんなこんなで、12月は日常業務の記録ブログ等は殆ど公開出来ておりませんでしたが、ヴァケラッタも本日無事に2021の仕事納めさせて頂きました。
2022年もカプチーノを楽しむ皆様にサービス内容・活動発信共に楽しんで頂けるよう年末年始の休業に入らせて頂きます。
本年ヴァケラッタに関わって頂きました全ての皆様、本当に有難うございました。
それでは良いお年をお迎えください。