カプチーノの悩みの一つに雨漏りがあります。
雨水侵入は排水路として正常なセクションもありますが、フロア面への雨漏りはカーペットの湿り、長く保水してしまうとフロアの錆の原因になる為乾燥状態を保つことは重要なコンディション維持の一つです。
荒井の通勤車両も雨漏りがあり、画像のように定期的に天日干しを行っています、ヴァケラッタに御来店頂いたことのあるユーザー様には見覚えのある光景かもしれません。
カプチーノの場合ウェザストリップやドアシーリング等、定番の雨漏り原因箇所が御座います。
これまでは水道水をシャワーヘッドにてボディへ散水して車内への浸水を確認しながら雨漏り診断を行っていましたが、この度別の気密点検手段として表題のスモークマシンを導入しました。
スモークマシンにより発生したスモークを車内に充満させ、気密不良個所より車外へ漏れ出してくることで雨漏りの原因となる箇所の点検が可能です。
以下の動画の様にスモークが漏れ出してきて気密の可視化がされて点検も楽しいものになります。
動画はルーフ部ですが、運転席側ウィンドウのウェザストリップからも漏れ出しがあり、ルーフ部はシャワーヘッドによる点検での水の侵入は見られませんでした。
このテスト車両は雨量により運転席フロアへの雨漏りが見られたので、ドアシーリングが怪しいことがわかりました。
スモークマシンに使用するミスト専用液による、内装へのダメージやミスト成分の表面への不着、臭気の残留も全く見られません。
成分的に人体への悪影響も無いようなので、これは使える点検です。
スモークマシンを使った雨漏り診断は名車再生で旧メカニックのエドが行っていた点検手法です、バックナンバーを再試聴していた際に見つけて真似しました。
名車再生のPOP感で点検が出来るようになって、今後の雨漏り相談が楽しみになりました。
有難うエドw
テスト車両は運転席側ドアのキーシリンダーもバッドコンディションですので、時間を作ってシーリングと合わせて整備しようと思います。
点検・診断のみでも引き受け可能ですので興味のある方はお問い合わせ下さいませ。
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