先月21日、VA-11R TAで筑波2000を走行時にエンジンブローしました。
原因はオーバーヒート、電動ウォーターポンプの導入にあたってのテスト不足、現地での人間の判断ミス、全て経験不足が原因でした。
コージーライツから受け継いだF4タービンと、アールズでセッティングして頂いた恩恵で、様子見の走りで3秒台に入りましたので、間違いなく車は速くなっていました。
もっと冷静に判断出来ていれば……、ヘボな自分に悔しくも情けないですが、腐りながらも再起に向けた動きを取っています。
ここまで明確にオーバーヒートさせてしまった経験はなく、ダメージの具合がわからず、少々問題が発生していたVA-11R STのエンジンも降ろしてニコイチすることにしました。
VA-11R TAのオーバーヒートによるダメージはヘッド歪、ブロック側もガスケットとブロック間で吹き抜けが起こり、高温燃焼ガスにより表面が沸いていました。
表面研磨で修復できそうです、自分の未熟さで貴重なF6A部品を廃品にしないで済んでホッと一安心です。
VA-11R STのエンジンも分解しました。
両方とも今年製作したF6Aですが、その都度燃焼状態の把握の為に色々とやりましたが、二機とも再使用可能、ヘッドについて考えの新旧と部材や加工内容の事情で、ヘッドとブロックを入れ替えて組立てる事にします。
せっかくやり直しの機会を得たので、これは好機と2025シーズンにアップグレードを考えていた内容を盛り込んで、両車ともアップグレードして再始動させます。
二台分のエンジン周辺部品によって、事務所兼、作業場はハチャメチャになってしまいました。
エンジンは加工屋さんへ面研に出して、ほんのひと段落です。
エンジンブローの情けない状況と、不動となったVA-11Rの二台に落ち込む半面、最近JB23W9型K6Aにスワップして調子の良いVA-21R STに癒しと力試しを兼ねて、ヴァケラッタでは実績のないアップグレードを行っております。
本車に既に機能導入済みであったクルーズコントロールについて、トヨタのコントロールレバーを導入、スイッチ通りの機能で動作します。
クルーズコントロールの機能に合わせて、現代風のインフォメーションメーター化を進行しています。
使用するのはAIMのMXS1.2、これまで使用していたDSD-Fメーターと違ってCAN通信でECUの制御に関するパラメータの表示や警告灯表示等、オリジナルのメーター構築、表示が可能です。
クルーズコントロールの設定速度だけではなく、機能の有効/無効やクルーズ状態もアイコンにて純正風に表示できます。
条件付けでアイコンの設定が可能なので、EA11からEA21で機能削減された過給圧インジケータも導入できました、これはなかなか面白いです。
通勤にも外回りにも使用するVA-21R STは超実用的なコンセプトで楽しんでいます。
年式の新しいK6Aエンジンにスワップ、制御やデバイスもカプチーノより新しい世代のものへ変更して快適性を一新、もちろんエアコン付きによる趣味車としての満足度は半端ではないです。
先日ご紹介させて頂いたvasオーディオチューンでスイッチが入ってしまったことと、メーター変更によるインテリアイメージの変化に気をよくして、ヘッドユニットも変更してしまいました。
vas3の2WAY構成ではヘッドユニットの性能はあまり気にしなくて良い構成ですのでデザイン優先で機種選択してみました。
オーディオマニア目線では造りもチープ、物凄く軽く、価格もガソリン満タン程度の物ですが、センターボリュームにヘアライン風のブラックパネル&アンバーの表示、1DIN個体にワイドフェイスでカーオーディオながら煩過ぎず、どこか高級ホームオーディオの様相を感じるものでした。
実物はカーオーディオでの使用なので、こんなチープな機種でもデザインの優秀さのみで満足感にゴリ押してきます。
先月のエンジンブローから1日2日制で、もがき続けていました、タイムアタックシーズンの到来で乱れ気味な自律神経に働きかけるべくイルミネーションは沈静色のブルーで決まりです。
エンジンのような1ミスでブローといった危なげなチューニングでなければ、自分でもやれるぞと、実感と実車に癒されつつ、走りの活動は駆け足で2月のAttack筑波に間に合うギリギリのラインに載せる事ができたと思います。
今日はようやく平常ラインに載せる事が出来て、ブログを更新させて頂いています。
カプチーノ屋でなければただの道楽ですが、カプチーノ屋を免罪符に研究開発?と称して、こんなにも贅沢なカプチーノ活動をさせて頂けて本当に感謝しています。
ヴァケラッタに関わって頂いております全ての皆様いつも本当に有難うございます。
年内のタスクも溢れておりますので、明日からも通常業務も含めたカプチーノ活動頑張ります。
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