2024年が始まって早2週間経過、有難いことに新年もヴァケラッタは忙しくさせて頂いております。
例年の1月と比較しても多くの、ご入庫車両や作業ご依頼等もいただいております、誠にありがとうございます。
手元の活動も年明けから大きく動いています、昨年11月に筑波サーキットでエンジンブローさせてしまったVA-11R TA。
オーバーヒートによりダメージを負わせてしまったエンジンブロック、ヘッドが修正面研から戻って来ましたので、2024v2のエンジンを製作しています。
シリンダーヘッドは昨夏にVA-11R ST用に仕立てた物を使用、燃焼室はスキッシュまで加工してハイブーストによるF4タービンの本領発揮を狙います。
合わせてフォレストエンジニアリング製のビッグバルブ&強化バルブスプリングも組込みました。
2024シーズンからハイカム&ラッシュキラー等の動弁系チューニングにも手を出しています、主に経験不足によるトラブルきっかけですが少し動かしては何度もバラシて、自分なりの経験値を蓄積しています。
現時点でエンジン周辺の造り物はほぼ完成しており、独自の進化を模索しています。
VA-11R ST、VA-21R STに先を越されていた電スロや現時点で持ちうるノウハウと思想も盛り込み、名実ともにヴァケラッタデモカーの最先端に返り咲きそうです。
オーバーヒートの主原因だった電動ウォーターポンプによる冷却系も、クローズデッキの水路を観察、各所の水流や水圧をイメージして見直しました。
水流実験を行いたいところですが、2月のAttack筑波への時間的余裕がなくなってきているので、今回は各所に温度センサーを設置して様子見を行うこととしました。
後は細かなところの仕上げと、電スロ化に伴いハルテックエリート750からネクサスR3への変更、部材製作等を行いなんとか1月中には実働復帰させたいところです。
2024年もカプチーノに全力で取り組んでいきます、今年もヴァケラッタをよろしくお願いいたします。
コメント