ブログでご紹介率の下がってしまっているご入庫車両作業を写真多めでご紹介します。

まずはオリジナルパーツのホイールPCDを100にするハブキットを用いたのPCD100化作業です。

純正ではPCD114.3と軽自動車では一般的ではないサイズのハブをPCD100のハブに変更する内容です。

今回はロングハブボルト&スリットローターを併用するレーシングキットをチョイス頂き、合わせてブレーキパッド&メッシュホース、アームブッシュ等も交換させて頂きました。

PCD100に変更となることでブレーキローター、ホイールも変更が必要になるメニューですが、純正部品が値上がりしている現在ではハブ周辺、ブレーキローターのリフレッシュの意味合いも交えると将来性のあるメニューです。

あまり頻繁に販売するパーツではないですが、何故か複数オーダーが重なることが多いです。

PCD100のホイールと新品タイヤで一気に車両のコンディションリフレッシュになりました。

 

続いてはエアコン関連です。

車内の熱交換器であるエバポレータの清掃を行いました。

エアコンフィルターが装着されていないカプチーノでは長年の汚れ等が堆積していることが多く、清掃によりエアコン性能や送風気の清潔性が回復します。

また、内外気の切り替えがうまくいかないという事でしたので合わせて点検したところ、内外気切り替えフラップの軸がねじれ変形してしまっておりました。

なぜこのような変形が起こったのか?原因は不明ですが、なんとか角度を修正して機能回復しました。

故障内容としてはレアケース?だと思いますのでご紹介させて頂きます、ヴァケラッタでは初めてトラブルでした。

 

最後にトランク周辺のシーリング修理です。

クオータパネル縁のカウルトップ下からコンビネーションランプへと繋がるシーリングが劣化して雨漏りや錆の原因となります。

古いシーリングを除去して上塗りはクリヤ仕上げとすることで、純正の塗装よりも水はけ良く仕上がります。

コンビネーションランプハーネスのグロメット劣化による雨漏りも発生していましたので、合わせて新品のグロメットへ交換修理となりました。

 

おまけで少しずつ進行しているVA車両のエンジン関連写真も掲載させて頂きます。

VA-11R ST用のF6A燃焼室加工はバルブの用意が出来ましたので、いよいよ容積合わせを行っていこうかというところです。

K6A NA用エキゾーストパイプにはエキマニが生えました、見た目が面白いです(笑)

パイプ割れのジャンク品をリペアしました、狭いパイプ間のTIG溶接も何とか修理できました。

そろそろVA-11R TAの製作にも取り掛かりたいです

 

毎度ながら、大切なカプチーノを預けて頂ける皆様のおかげでリフレッシュノウハウの蓄積やカプチーノ活動をさせて頂けて感謝しきりです、本当に有難うございます。

ヴァケラッタへのお仕事ご依頼よろしくお願いいたします。

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