スペシャルオーディオのインストールご依頼を頂きました。

遠方からのご依頼で、車検整備も合わせてご依頼頂き、あれよあれよとかなりのボリュームの作業を行わせて頂きました。

今回オーナー様にご提案させて頂きましたのはvas.3+サブウーファーの構成で2.1ch再生システムです。

VA21R STのシステム感が良いというご感想と、オーケストラもお聞きになるという事で各ユニットの受け持ちを少しでも少なくしつつ低域側のバンド拡張の為この構成をご提案させて頂きました。

システムの要となるDSP、4chパワーアンプは小型ですのでカプチーノのグローブボックスに余裕で収まります。

老朽化したヘッドユニットの交換も同時に行い、ハイ側ユニットはピラー位置に、ロー側のユニットは密閉型で足元の純正スピーカー位置、サブウーファーは助手席足元前方にインストールしています。

デバイスのインストールが完了した状態で、音響測定用マイクを用いてDSP調整を行います。

使用するDSPでは4モードのDSP設定のメモリーとリモコンによる切替が出来ますので、ご希望のルーフ形状に合わせて4モード全てのセッティングをさせて頂きました。

最終的に実走、ヴァケラッタの複数のリファレンス音源を使用して実試聴、定位感や音量による音源の音の大小等、聞こえない音や主張の強い音の無いように仕上げています。

今回の車両では電源からノイズを拾ってしまいましたので、電源装置を追加で設置させて頂きました。

リモートIN,OUTを備え、マルチアンプの電源ディレイも行ってくれる装置なので、ヘッドユニットのリモート信号のみを利用した電源よりも始動時の安全性も確保されます。

他にもタイヤ交換、サスペンションの交換をはじめ、経年による性能低下部位の整備を等を行わせて頂き、走りは劇的に良くなったと思います。

あくまでもカプチーノの楽しさは走りにあり、オーディオのみを楽しむような性格の車ではないと考えています。

ですが、ドライブはBGM音楽により、更に楽しく感じることも事実だと思います。

そんなBGM音楽がカプチーノの車内にしてはハッキリ聞こえるということもドライブの楽しみ要素の追加として面白いと思います。

今回のオーナー様は大変喜んで頂き、作業させて頂いたこちらも嬉しい気持ちになりました。

カプチーノを楽しんで頂ければと思います。

 

 

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