エンジン編です。
コンセプトはタイムアタックと、テストに必要なパワーを与えつつ内燃機チューンのノウハウを学ぶ教材です。
当車両始動当初はタービンキットを取り付けるくらいで動力をチューニングすることは考えていませんでした。
しかしサスペンションの性能テストやタイムアタックに必要な動力性能、自身のエンジンへの好奇心からエンジンチューニングは必然でした。
エンジン部品自体は殆どノーマル品ですが、一部の部品にWPC処理を施してオイル保持性能と強度の確保、INカムシャフトはF5Bカムを流用しています。
シリンダヘッドのポート研磨とシートカットにてバルブの当たりを調整して吸排気効率を高めています。
エンジン本体のみでなく吸排気経路の段付きも研磨し効率を高めています。
タービンはモンスタースポーツの100馬力キット用を使用し、排気バイパスポートの拡大も行い一次排圧を調整しています。
スライドカムプーリでバルタイを調整、フルコンにて制御しています。