VA-11R ST用に製作しているF6Aの進捗ブログです。
このF6AではノーマルのEXカムをINカムに使用しますので、バルブタイミングを測定しました。
完全デスビレスにカムプーリーもピン穴加工等行わずベルトの架け換えで、見た目からマニアにはわかる?EXカム仕様を主張します。
スライドプーリーとの併用はバルタイの微調整の他に、カム前方からサイクル識別のカム角を取得する目的があります。
現状はセンサーの設置しか完了していませんが、スライド固定ボルトを延長して角度取得を行います。
既にVA-11R TAでクランク軸からの回転角取得は経験済みですが、実験的なセンサー設置でした。
VA-11R STではエアコン有のストリート仕様に対応すべく汎用の回転センサーを用いて、カム角とクランク角共有のステーを1つ追加でセンサー設置してみました。
ウォーターポンプの取付を兼ねているタイベルカバー取付支柱を17㎜角のものに変更しました、信号のブレがあってはいけないクランク角センサーの固定強度の確保が目的です。
あとは実走して問題がないかテストしていきます。
EA11RのF6Aタイベルカバーはウォーターパイプとの兼ね合いでタイベルとカバーの干渉が起こることがあります。
過去にブログでご紹介していますので、ウォーターパイプとの干渉については過去ブログをご覧ください。
純正部品は生産廃止です、今回穴あけ加工を行う為にジャンク品の修理を行い再使用します。
熱の入りに対して問題が無ければ今後修理も有効かもしれません。
エンジン本体の方が一区切りついてきたので、タービンも取り付けて気持ちを乗せています。
VA-11R TAでこの3月まで使用していたモンスタースポーツのRHB31FWハイパーを、エキマニは2022シーズンまで使用していたものを使用します。
ストリートレギュレーションで触媒装着やアクチュエータ制御にはなりますが、エンジンのスペックはVA-11R TAの2023スペックから純正ピストンでの次なる一手という感じです。
皆さまのおかげでヴァケラッタはカプチーノ活動を続けさせて頂けております、本当にありがとうございます。
ヴァケラッタへのお仕事ご依頼をお願いいたします。
コメント
お疲れ様です。 写真から使用の、
gs100502ホールセンサーは、スペック的に12歯×9500rpmで114kHzとなりスペック足りなくなりませんか?
データーシート確認しましたら15kHzまでとなってました。