先日興奮のあまりSNSで先出ししていましたが、VA-21R STに遂に電子式スロットル(DriveByWire)を導入しました。
車体に取り付ける前提のハーネスを製作して、卓上で実働チェックした時の動画です。
制御するのはハルテックエリート1500、スロットルペダルとスロットルボディはHA36アルト用を使用しています。
部材については昨年から用意しており、車体への取付準備は少しずつ進めていました。
取付は勿論カプラーオンに拘っています。
興味心からブレーキペダルスイッチも取得してみました、ブレーキを踏んでいると設定値以上にスロットルが開かなくなり左足ブレーキが使えなくなる安全制御です(笑)
準備の整った部材を、実際に車体にボルトオン取付を行いました。
完全にボルトオンで取付、原状復帰が可能な構成です。
アダプターを合わせたスロットルボディの長寸が純正スロットルボディとほぼ同寸の為、純正や社外パイピングも加工不要でそのまま使用可能です。
ファーストアイドル機構の為に冷却水を通す必要もないので、EA21Rで散見されるスロットルボディからの冷却水漏れによるオルタネータやエアコンコンプレッサへの水濡れトラブルの発生も防ぐ効果もあるはずです。
アイドルコントロール等の回転制御の全てを電スロで担う事になるので、2次エア系のホースやタンク、バルブ等が撤去可能です。
フルコン制御により既にシンプル化していたVA-21R STのエンジンルームが更にスッキリ近代化しました。
最も景色の変わったのはやはりサージタンク後方のこのエリアです。
EA21Rだと一見すると整備中で部品が分解中かと思う見た目ですが、これで平然と運転します。
当然なのですがちょっと感動です。
ハルテックとOBD経由でエンジン制御数値を取得しているデフィのDSD-Fマルチメータです。
アイドリング状態の動画ですが、スロットル開度が自動で変動してアイドリング制御していることが何とも新鮮です。
今回は初の電スロ化ということで、スロットル口径は純正同等であくまでも電スロ化に主眼を置いた部材選定を行いました。
純正エンジン&タービンで、最新制御とセットで近代化カスタム&リフレッシュを行うなら部材の入手性等も申し分ない構成です。
タービン交換車両や大幅な出力向上を求めて大型のスロットルボディとする場合も電スロなら機械式スロットルよりも扱いやすいセッティングが可能になるはずです。
その他にもアンチラグやクルーズコントロール等、付加できる機能は沢山あるのでこれから色々と体験していきたいですね。
近々VA-11R ST&TAも電スロ化することは間違いないです。
このような活動をさせて頂けて感謝しています、ヴァケラッタを支えて頂いております皆さま本当にありがとうございます。
これからもヴァケラッタをよろしくお願い致します。
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