今月はオープンカフェ後にVA-11R STのエンジントラブルにより、一つの楽しみがお預け状態で腐っていたヴァケラッタです。

加えて、ウェブオプションにフルコン関係のネタを取り上げて頂きましたが、最終型K6Aのスワップ確立という少し先行した情報の公開を頂きました。

VA-11R STは残念ながら来年迄お預け、VA-11R TAもセッティング中で冬の活動準備中、気を取り直して昨年筑波2000でヘッドガスケットが抜けてしまってから順番待ち（放置プレイ）だったVA-21R STのエンジンの復帰に取り掛かっています。

復帰にあたってどうせなら同時にエンジンチューンも行おうかとハイカムや動弁系パーツの準備をしておりましたが、VA-21R STはヴァケラッタ荒井の趣味車で、純正ミッションの駆動系も相まってあまりハイパワー等にはあまり興味がありません。

VA-11R STでは盛り込み過ぎて愚かな失敗を犯してしまったこと、加えて先の最終型K6Aスワップネタのこともあり、VA-21R STにはJB23W9型のK6A中古エンジンをそのままスワップすることにしました。

ベースはEA21Rなので同型のK6Aスワップは公認の問題は無く、まずはこの車両でカプチーノへのスワップ実績を踏もうという魂胆です。

現車スワップエンジンの現物とを比較しながら、スワップに使用する部品構成等を検討しました。

既にVA-21R STで導入実績のある電動スロットルも、JB23Wのサージタンクにはポン着け可能な電動スロットルが存在しました。

JB23W純正の機械式スロットルの場合はステップモータ式アイドル制御のため、フルコンでコントロールする場合、ヴァケラッタで実績のリンクモンスーンでは制御できません。

VA-21R STはハルテックエリート1500であるため制御可能ですが、端から電スロでいこうと思います。

エンジンの回転信号は手持ちのJB23W7型からハルテックへ信号を入力してトリガー信号認識確認済みです。

VA-11R STでは初挑戦の要素を盛り込み過ぎてミスがあったので、今回は確実な内容で挑戦します。

今回のVA-21R STへのスワップではEA21R純正のHT06タービンを使用する予定ですが、JB23WのRHF3もフィッティング確認しています。

モンスタースポーツのメタルキャタライザー等のタービンアウトレットで合わせれば問題なく使用できそうです。

画像は撮っていませんでしたが、RHF3ではウエストゲートのバイパスポートとの隔壁がある為、モンスタースポーツメタルキャタライザーとの相性は良さそうです。

カプチーノへスワップにあたっての最大の問題はオイルパン形状です。

事前の予測ではクランクシャフトの変更が行われた3.1型のEA21R用オイルパンがポン着け可能ではないかと期待しておりましたが、エアコンベルトラインの事情からそのままでは使用できませんでした。

やむを得ず貴重なEA21RのオイルパンとJB23Wのオイルパンをニコイチでオイルパンを製作しました。

まだ車両へのフィッティングは行っておりませんが、これでスワップを行うために必要な見定めや準備は完了しました。

ここまでくれば搭載まで一気に進みそうな予感です。

VA-21R STの新しい姿に期待と楽しみな気持ちを寄せながら、この先も長くカプチーノを楽しみ続ける一スパイスとして意味があると信じて走り続けます。

 

皆さまのおかげでヴァケラッタはカプチーノの活動を続ける事ができております、本当に有難うございます。

今後ともヴァケラッタをよろしくお願いいたします。

 

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