アタックタイヤ準備大失敗 スロットルボディリペア

本日はVA-11R TAのスロットルボディのリペアを行いました。

前回の筑波走行時にブローバイオイルがバタフライシャフトよりリークしてしまい、圧漏れの疑いもあった為です。

不動になるとお預かり車両との入れ替え等の業務等に支障をきたす為、現車には手を付けず、事前にストックのスロットルボディを分解してバタフライシャフトシールが怪しいと踏んでいたのですが、大外し?でした。

分かり難いですが、シャフトブッシュの表面が荒れて傷だらけです。

VA-11R TAのスロットルボディは加工品のビッグスロットルなので、なんとか現物を手直ししたいと、手持ちのSSTを加工してブッシュプーラーを製作、ブッシュの取り外しは可能になりましたので部品をオーダーしました。

各部の拡大写真は撮り忘れてしまいましたが、分解時に組付けの大雑把な箇所がありましたので加工時に様々な不具合が発生していたようです。

過去のブログでもご紹介させて頂いたサーモワックスのプッシュロッド組付け忘れ品で、ファーストアイドルの不具合は解消していましたが、バタフライ周辺の重要箇所の異常に気付かず長期間ハイブーストで使用してしまったことによる重症です。

幸い、日本の物流のおかげで明日にはブッシュが入荷しそうなので、スロットルは一時中断、部品が揃い次第組み立てるだけです。

 

スロットル作業を中断している間に、タイヤ削り用の小道具が荷着、ようやくAttack筑波用の新品タイヤの準備にかかりました。

本気の新品タイヤ、意を決して削りました。

初の新品削りにビビりつつも事前の練習の甲斐あって綺麗に削れました。

1mすら転がっていない新品ゴムを削る背徳感に痺れながら、表面を1㎜程度削りました。

 

ところが、これが大失敗・・・・・・。

 

1本目を削り終えたところで、バランスチェックしたところ絶望しました。

バランスが大幅に狂ってしまいました。

なんとかバランスが取れたものの、意気消沈、中古タイヤを削った時にバランスの狂いまでチェックしておくべきでした。

見た目のばかり意識を向けて、目的に対する複合要素に気を配れなかった大失敗です。

まあ、普通では経験しない良い経験が出来たとAttackに感謝しつつ、気を取り直して、残り3本はアラカン削りで仕込むこととしました。

 

さあ、車体にタイヤ着けて削るぞ!と意気込んだものの。

・・・・・・。

スロットルボディがお留守でした(泣)

VA-11R TAはPCD変換でPCD100、スロットルボディの次に順番待ちとなりました。

 

1年も時間があったのに土壇場でこのバタバタ具合、人間の特性すらも認識させてくれるAttack。

ドライビングや車両メイク・セッティング以外にも真のトータルバランスをラップタイムで確認できる、この幸福感に病みつきです。

誠に勝手ながら、明日・明後日は通常業務を止めてVA-11R TAに掛かりきりの開店休業とさせて頂きます。

筑波から帰還後にはまたバリバリ通常業務に励むため悔いの残らないよう、今日で毒抜き完了、残りの準備期間も頑張ります。

 

この幸せな活動を支えて下さる皆様に感謝しています。

NO CAPPUCCINO , NO LIFE

 

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